『パンパカパンやさん』は、2008年7月3日にスターフィッシュ・エスディから発売されたニンテンドーDS用のキッズ向けパン作り体験ゲームで、可愛らしいキャラクターと直感的な操作でパン屋ごっこが楽しめます。

本作は、パンが大好きな少女「ルー」が営む小さなパン屋「パンパカパンやさん」を舞台に、プレイヤーがパン作りを手伝いながらお店を大きくしていく内容です。登場するパンは、食パンやあんパンといった定番から、ナンやピロシキといった世界のパンまで20種類以上。すべてタッチペン操作で作ることができ、難しい操作は一切ありません。

ゲーム中にはパンの姿をしたキャラクターたちが登場し、パン作りの手順を丁寧に教えてくれるため、小さな子どもでも安心して遊べる設計になっています。セーブはオートセーブ方式で、プレイ人数は1人。パンを焼いて販売し、売上を伸ばしていくことでお店が成長していくというシンプルな構成です。

ただし、ゲーム全体のボリュームは非常に少なく、誇張抜きに1時間前後で全コンテンツをクリアできるという指摘もあります。そのため、ゲーム性よりも「パン屋さんごっこ」や「癒し」を重視した雰囲気ゲーとしての側面が強い作品です。