『ルミナスアーク2 ウィル』は、騎士と魔女の対立と共闘を描くファンタジー・シミュレーションRPG。2008年05月15日にマーベラスエンターテイメントからニンテンドーDSで発売されました。本作は、前作『ルミナスアーク』から世界観を一新したシリーズ第2弾です。物語の舞台は、魔法が文明を支えるカルナヴァ王国。秩序を守る騎士団と、魔法を管理する協会が対立を深める中、突如として反旗を翻した「氷影の魔女」ファティマと、彼女を追う見習い騎士ロランの運命が交錯します。プレイヤーはロランとなり、個性豊かな魔女たちと契約を交わしながら、世界を揺るがす「魔女戦争」の真実へと迫ります。
ゲームプレイは、クォータービューのマップでユニットを指揮するタクティカルバトルと、仲間との会話を楽しむアドベンチャーパートで構成されています。本作独自のシステムとして、主人公が魔女と契約(エンゲージ)することで変身し、強力なスキルを使用できる「エンゲージリンク」を搭載。戦況に応じてどの魔女の力を借りるかが攻略の鍵となります。また、戦闘終了後には気になる仲間と会話して親密度を高める「アフターブレイク」や、条件を満たすと発生する「温泉イベント」など、キャラクターの魅力を掘り下げる要素も充実しており、誰と絆を深めたかによって物語の結末が変化するマルチエンディング方式を採用しています。
本作の特徴は、柴乃櫂人氏による洗練されたキャラクターデザインと、豪華声優陣によるフルボイスに近い演出(パートボイス含む)です。特にヒロインである魔女たちは、ツンデレからおっとり系まで多彩な個性を持ち、それぞれに用意されたエンディングを目指す恋愛シミュレーション的な楽しみ方も可能です。前作からユーザーインターフェースが改善され、快適な操作性で奥深い戦略バトルと甘酸っぱい青春ドラマの両方を堪能できる、ニンテンドーDSを代表するSRPGの一つとなっています。
開発元のイメージエポックは、本作を含む『ルミナスアーク』シリーズでシミュレーションRPGの新境地を開拓しました。キャラクターデザインを担当した柴乃櫂人氏の描く、繊細で華やかなビジュアルは本作の大きな魅力です。そのアートワークをもっと堪能したい方は、設定資料集や画集を手に取ることで、ゲーム内では語りきれなかった世界観の広がりに触れることができます。













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