『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008』は、2007年にニンテンドーDS向けに発売された対戦型カードゲームです。本作は世界大会公式ソフトとして位置づけられており、OCG(オフィシャルカードゲーム)準拠のルールに基づいたデュエルシミュレーターとして設計されています。上下2画面を活用した演出やWi-Fi通信によるオンライン対戦機能が搭載されており、最大4人によるタッグデュエルにも対応しています。
ゲームモードは「デュエルワールド」と「ワールドチャンピオンシップ」の2種類が用意されており、前者では6つの世界を巡るストーリー形式のデュエルが展開されます。登場モンスターはそれぞれ固有のデッキを持ち、勝利することでカードを入手可能です。後者ではCPUデュエリストとのフリーデュエルやトーナメント戦が行え、条件を満たすことで新たな対戦相手が解禁される仕様です。収録カードは「GLADIATOR’S ASSAULT」までの約2008枚で、歯抜け収録が一部存在します。
演出面ではソリッドビジョンによる3D描写が導入されており、モンスターの召喚時に立体的な演出が再生されます。また、DP(デュエルポイント)によるカード購入やストラクチャーデッキ戦、デュエリストイメージのWi-Fi配信など、やり込み要素も充実しています。同梱特典として《ディープ・ダイバー》《強者の苦痛》《次元幽閉》の3枚が封入されており、いずれもゲーム内で使用可能です。
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