『ぜんまいざむらい』は、NHK教育テレビで放送された大人気アニメを題材にした、からくり大江戸体験ミニゲーム集です。2007年7月19日に元気株式会社からニンテンドーDSで発売されました。プレイヤーは、頭にぜんまいのある主人公「ぜんまいざむらい」や相棒の「豆丸」となり、個性豊かなキャラクターたちと触れ合いながら、江戸時代と現代文化が融合したユニークな町「からくり大江戸」での日常を楽しみます。
ゲームの内容は、タッチペン操作に特化した全16種類のミニゲーム集となっています。鍋の中で煮えているおでんの具をタイミングよくタッチする「なべが煮えたよ」や、たくさんの犬の中から愛犬を探し出す「ぼたんちゃんはどこ?」、バラバラになった文字を並べ替える「ばらばらことば」など、幼稚園児から小学校低学年までが直感的に遊べるシンプルなものが揃っています。また、1本のソフトで最大4人まで遊べるダウンロードプレイにも対応しており、家族や友達とスコアを競い合うことも可能です。
アニメの雰囲気を再現したキャラクターゲームとしては、ボイスや寸劇が収録されており、ファンにとって親しみやすい作りになっています。しかし、定価5,040円(税込)というフルプライスの価格設定に対し、収録されているミニゲームの数やボリュームが極端に少なく、あっという間に遊び尽くせてしまう点が大きな批判対象となりました。必殺技である「必笑だんご剣」の演出もあっさりしており、ゲームとしての歯ごたえや達成感を求めると肩透かしを食らう、典型的な「ファン向けのキャラゲー」という評価に落ち着いています。
ぜんまいざむらいが人々を改心させるために振る舞う「必笑だんご剣」は、カラフルな三色団子がモチーフになっています。ゲーム内では食べられませんが、現実のティータイムには、見た目も可愛らしい和菓子や、団子を模したモチモチのクッションを取り入れることで、トゲトゲした心を丸く収める「必笑」の効果を期待できるかもしれません。













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