『おんたま♪おんぷ島へん』は、音の精霊と共にリズムを刻むファンタジックな音楽ゲーム。2007年06月07日にノイズファクトリーからニンテンドーDSで発売されました。本作は、2004年に稼働したアーケードゲーム『おんたま』をベースに、ニンテンドーDS独自のデュアルスクリーンとタッチパネル操作に特化して再構築されたタイトルです。物語の舞台は、楽器以外に「おんたま」と呼ばれる音の精霊を使って音楽を奏でる不思議な世界。プレイヤーは「おんたマスター」を目指す少年ビートと少女レストとなり、ライバルたちと競い合いながら、島に迫る危機に立ち向かう冒険の旅に出ます。
ゲームプレイは、右手でタッチペン、左手で十字キー(またはボタン)を操作する、左右非対称のアクション性が最大の特徴です。下画面には様々な色の「おんたま」が出現し、これらをタッチやスライドで捕獲することで「おんぷエネルギー」がチャージされます。エネルギーが溜まると上画面の譜面レーンに流れてくるアイコンが有効化され、タイミングよくボタンを押すことで演奏が成立します。おんたまの種類によって「囲む」「こする」「息を吹きかける」といった異なるアクションが求められるため、リズムをキープしながら素早く的確なタッチ操作を行う忙しさと爽快感を味わえます。
本作の独自性は、ノイズファクトリーらしい個性的で熱い楽曲ラインナップにあります。オリジナル楽曲は『豪血寺一族』シリーズなどで知られる田中敬一氏や、ベイシスケイプが担当しており、本格的なゲームミュージックが揃っています。さらに、インターネット上で爆発的な人気を博した『新・豪血寺一族 -煩悩解放-』のステージ曲「レッツゴー!陰陽師」や、アイドルユニット80_PAN!(ハレパン)の楽曲も収録されており、可愛らしい見た目とは裏腹に、コアなゲーム音楽ファンをも唸らせる充実したサウンドを楽しめる一作となっています。
開発元のノイズファクトリーは、対戦格闘ゲーム『豪血寺一族』シリーズの開発で知られるメーカーです。同シリーズから生まれた楽曲「レッツゴー!陰陽師」は、ニコニコ動画などの動画共有サイトを通じて社会現象的なブームとなりました。その独特なノリや作曲者・田中敬一氏のサウンド世界に興味を持った方は、関連するサウンドトラックを聴くことで、本作に流れる熱い遺伝子をより深く感じ取ることができます。













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