『灼眼のシャナDS』は、電撃文庫の人気ライトノベルを原作としたバトルアドベンチャーゲーム。2007年03月29日にメディアワークスからニンテンドーDS用ソフトとして発売されました。PS2版『灼眼のシャナ』の移植ではなく、原作者・高橋弥七郎の完全監修による全8章のゲームオリジナルストーリーが収録されています。

物語は夏休み、悠二とシャナがクラスメートと海へ出かける場面から始まり、次々と襲いかかる“紅世の徒”との戦いを描きます。プレイヤーの選択によって悠二の運命や恋の行方が変化し、シャナや吉田一美との関係性も分岐します。バトルは「炎」「宝具」「自在法」の三すくみシンボルをタッチして技を繰り出す形式で、駆け引きの要素が強調されています。

さらに、原作ではありえない全キャラ対戦やショートシナリオ、シャナと吉田さんのコスチュームモード、着せ替えギャラリーなど、ゲームならではの要素が多数盛り込まれています。原作ファンにとって新鮮な体験を提供するだけでなく、DSならではのタッチ操作を活かしたバトルシステムが特徴的な作品です。

『灼眼のシャナDS』は、高橋弥七郎によるライトノベル『灼眼のシャナ』を原作としています。2002年から電撃文庫で刊行が始まり、全28巻(本編22巻+短編6巻)が刊行された人気シリーズです。異世界“紅世”を舞台に、炎髪灼眼の少女シャナと高校生・坂井悠二の戦いと成長を描いた作品で、アニメ化やゲーム化など幅広いメディア展開が行われました。

灼眼のシャナ