『信長の野望DS』シリーズは、コーエー(現・コーエーテクモゲームス)がニンテンドーDS向けに展開した戦国時代シミュレーションゲームで、過去の人気作を携帯機向けに最適化したリメイク作品群です。上下2画面表示とタッチペン操作を活かし、戦国大名として全国統一を目指す本格的な戦略シミュレーションを、外出先でも快適に楽しめるよう再構築しています。
『信長の野望DS』
2006年4月27日にニンテンドーDS用として発売された歴史シミュレーションゲームで、PC・PSなどで発売された『信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット』をベースにしたリメイク作品です。烈風伝の特徴である箱庭型内政や群単位の開発、規模に応じて変化する戦場マップなどをそのまま収録しつつ、DSの上下2画面表示とタッチペン操作に最適化。上画面に情報、下画面に操作系を配置することで、視認性と操作性を向上させています。歴史シナリオは史実10本+架空1本の計11本を収録し、短期目標を設定して遊ぶ「ショートプレイモード」や、新たに大名を作成してプレイできるモードも搭載しています。
『信長の野望DS2』
2008年7月31日にニンテンドーDS用として発売された作品で、シリーズ第4作『信長の野望・武将風雲録』をベースにしたリメイクです。戦国時代の群雄割拠を描くシンプルかつ奥深いシステムをDS向けに再構築し、上下2画面表示とタッチペン操作に対応。史実シナリオに加え、新武将や新シナリオの追加、さらに「群雄争覇モード」など独自要素を収録しています。また、同時期に発売されたDS用ソフト『国盗り頭脳バトル 信長の野望』との連動機能により、新武将を獲得できる特典も用意されました。
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