BACK TO LIBRARY ARCHIVE
Article
2023/10/11

【MD】ファットマン

【MD】ファットマン
game-list

ゲーム情報

タイトルファットマン
ジャンルアクション
パブリッシャーサンリツ電気
発売日1990年10月12日
対応ハードメガドライブ
提供形態中古ショップ等で探しましょう
特徴ストII以前の格闘ゲーム。ガード・投げが存在せず、左右の向きを任意に変える独特の操作性。ファイトマネーでアイテム購入。
クリア時間1〜2時間
『ファットマン』は、1990年10月12日にサンリツ電気から発売されたメガドライブ用対戦格闘アクションゲームで、原作は1989年にActivisionがPC/AT互換機向けに発売した『Tongue of the Fatman』である。日本版は世界観やキャラクターをほぼそのまま引き継いでおり、SF色の強い奇抜なデザインと、敗北時に巨大な怪物に食べられるといったゴア表現が特徴的な作品となっている。
プレイヤーはカンフーチャンピオン「レックス」を操作し、巨漢の帝王「マンデュー・ザ・ファット」が支配する闘技場で、次々と現れる異形の戦士たちと戦いを繰り広げる。敵キャラクターはヘビを頭に乗せた女戦士、半人半牛の怪物、心臓が露出した骸骨、クモのような多脚人間など、いずれも強烈なビジュアルで統一されており、当時の日本市場では珍しい“洋ゲー臭”が強く漂う。
ゲームシステムは『ストリートファイターII』以前の世代にあたるため、ガードや投げ技といった概念が存在しない。攻撃は方向キー+Aボタンの組み合わせで繰り出し、Bボタンでアイテム選択、Cボタンでアイテム使用という独特の操作体系を採用している。また、敵に対して自動で振り向かず、プレイヤーが任意に左右の向きを変える必要があるため、慣れないうちは操作に戸惑いやすい。
本作の大きな特徴として、戦闘後に得られる「ファイトマネー」を使ってアイテムを購入できる点が挙げられる。アイテムには敵の動きを止めるもの、操作を反転させるもの、攻撃を封じるものなどがあり、戦闘中に使用することで有利に立ち回ることができる。ただし効果時間は短く、CPUには効かないアイテムも存在するなど、バランスはかなり大味である。
難易度は非常に高く、主人公レックスの攻撃力が低いことや、ライフが次の試合に持ち越される仕様も相まって、クリアまでの道のりは険しい。敵キャラの半数が色違いのコンパチで水増しされている点も、難易度の高さに拍車をかけている。とはいえ、奇抜な世界観や強烈なキャラクターデザインに魅力を感じるプレイヤーも多く、現在では“怪作”“カルト的格闘ゲーム”として語られることが多い。
海外では『Slaughter Sport』のタイトルで発売されており、PC版・C64版を含め複数のプラットフォームで展開された。メガドライブ版はその中でも特に独自の存在感を放つ移植作として知られている。
G

GAME PON-POO

フリーランス WEBデザイナー

フリーランスのWEBデザイナー。個人サイトのひとつとして GAME PON-POOを運営。ゲームは幼い頃から好きで、広く浅くプレイしている。家庭用ゲームがメイン。ソウルライクな作品が好み。

関連動画

RELATED ARTICLES

1990年のゲーム作品一覧

最新のゲーム情報