Article 2023/10/29
【FC】ジャウスト
【FC】ジャウスト
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ゲーム情報
| タイトル | ジャウスト |
|---|---|
| ジャンル | アクション |
| パブリッシャー | HAL研究所 |
| 発売日 | 1987年10月30日 |
| 対応ハード | ファミコン |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう。 |
| 特徴 | バルーンファイトの原形ともいわれているアクションゲーム。 |
『ジャウスト』は、1987年10月30日にHAL研究所から発売されたファミコン向けアクションゲームで、1982年にウィリアムズ・エレクトロニクスが開発したアーケード版の移植作である。プレイヤーはダチョウ(2Pはコウノトリ)に乗った騎士を操り、空中で敵より高い位置を取って体当たりすることで撃破していくという、非常に独特な空中戦アクションが特徴だ。
ゲームのルールはシンプルだが、操作感はクセが強く、羽ばたきボタンの押し方ひとつで高度や落下速度が大きく変わるため、慣れるまでは思い通りに動かせない。敵を倒すと卵になって落下し、放置すると孵化して再び敵として復活するため、卵の回収(踏みつぶし)までがワンセットの戦略となる。ステージには崩れる足場や溶岩の手などのギミックもあり、油断すると一瞬で形勢が崩れる緊張感が続く。
本作は2人同時プレイにも対応しており、協力して敵を処理することもできるが、足場の取り合いや高度差の駆け引きから、意図せず味方を邪魔してしまうことも多い。協力と対立が自然に混ざるこの設計は、後のアクションゲームにも影響を与えたと言われている。
また、ファミコン版『ジャウスト』には興味深い裏話がある。任天堂は当初このゲームを自社で移植しようとしていたが、権利関係の問題で発売に至らず、その過程でゲームシステムをアレンジして生まれたのが『バルーンファイト』だとされている。後に許諾が下りたことで、HAL研究所から正式に『ジャウスト』が発売されることになり、タイトル画面にはアタリのコピーライトが残されている。こうした経緯から、本作はファミコン史の裏側を知る上でも重要な一本となっている。
全体として、『ジャウスト』は見た目の奇妙さとは裏腹に、空中での高度管理と読み合いに特化した硬派なアクションゲームであり、シンプルなルールの中に強烈な中毒性を秘めた作品である。固定画面アクションの原点的な魅力を持ち、今なお独自の存在感を放つタイトルだ。