『TAO 〜魔物の塔と魔法の卵〜』は、2005年12月22日にコナミよりニンテンドーDS向けに発売されたタイトル。砂漠のオアシスにそびえる「魔物の塔」を舞台に、魔法使いの少年が魔物の卵を育てながら塔の最上階を目指す、タッチペン操作主体のダンジョンRPGです。
プレイヤーは、塔に挑む魔法使いとして、魔物の卵を入手・孵化させ、使い魔として戦闘に参加させながら進行する。塔は全40階層で構成され、各階にはギミックや敵が配置されており、固定構造のダンジョンを探索する形式となっている。戦闘はターン制で進行し、移動や攻撃、魔法の発動にはタッチペンによる操作が必要となる。
魔法は、画面上に紋章を描くことで発動する「魔法コマンド」形式が採用されており、描き方によって効果が変化する。使い魔は戦闘で成長し、属性や能力が変化するため、育成方針によって戦術が大きく変わる。また、街ではアイテムの購入や住民との会話が可能で、進行に必要な情報や素材を入手できる。
本作は、前作『アザーライフ アザードリームス』の続編的作品とされているが、舞台となる塔は模造されたものであり、直接的な繋がりはない。レベルは保持される「レベルキープ制」が採用されており、ローグライク系とは異なり、育成を重ねて突破する構成となっている。












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