『バブルボブルDS』は、2005年11月24日にタイトーから発売されたニンテンドーDS用アクションゲームで、1986年のアーケード版『バブルボブル』のリメイクおよび原作移植作品です。

プレイヤーはバブルンやボブルンを操作し、泡を吐いて敵を包み込み、割って倒すという基本ルールのもと、全100面のステージを攻略していきます。本作には原作を再現した「クラシックバージョン」と、新要素を加えた「ニューエイジバージョン」の2モードが収録されています。

「クラシックバージョン」では、オリジナル版に近いゲーム性が再現されており、DSワイヤレス通信による2人協力プレイが可能です。一方、「ニューエイジバージョン」では上下2画面を活用した縦長フィールドが採用され、天候による難易度変化やゴーストバブル、マイク操作などの新要素が導入されています。最大4人での対戦プレイにも対応しており、ステージごとに異なるギミックが展開されます。

プレイヤーキャラクターは初期状態では2体のみですが、特定条件を満たすことで隠しキャラが解禁されます。各キャラには微細な性能差があり、ステージ攻略に影響を与える要素として機能します。10面ごとにボスが登場する構成となっており、テンポのある進行が可能です。

原作は、1986年にタイトーがアーケードで稼働開始したアクションゲーム『バブルボブル』です。泡を吐いて敵を包み、割って倒すというシンプルなルールながら、アイテム収集や隠し要素など多彩な仕掛けが盛り込まれています。2人同時プレイが可能で、バブルンとボブルンの兄弟が主人公として登場します。以降、家庭用ゲーム機やスマートフォン向けにも多数の移植・派生作品が展開され、シリーズ化されました。

バブルボブル