『薄桜鬼 遊戯録 弐 祭囃子と隊士達』は、2012年10月18日にアイディアファクトリー(オトメイト)より発売されたPlayStation Portable用隊士達と触れ合うミニゲーム集であり、殺伐とした本編とは打って変わって、コミカルで賑やかな日常を楽しめるバラエティ作品の第2弾です。プレイヤーは主人公・雪村千鶴となり、可愛らしい「ちびキャラ」となった新選組隊士たちと共に、屯所内外で巻き起こる騒動や、神社の祭礼を巡るドタバタ劇に巻き込まれます。
本作では、屯所の物を壊した犯人の疑いをかけられた主人公が、無実を証明するために奔走するオリジナルストーリーが展開されます。隊士たちから出題される難題や依頼を、リズムゲームやパズル、アクションといった多彩なミニゲーム形式でクリアしていくことで、真相に近づき信頼を取り戻していく過程が楽しめます。
収録されているミニゲームは、タイミングよくボタンを押すものや、反射神経を競うものなど、手軽に遊べる内容が揃っています。ゲームをクリアすると「ご褒美」として、描き下ろしのイベントCGや、キャラクターたちのボイス、ショートシナリオなどが解放され、ファンにはたまらないコレクション要素が充実しています。
前作『遊戯録』からミニゲームが一新されているほか、攻略対象キャラクターも増加しており、本編のシリアスな展開に疲れた心を癒やすファンディスクとして機能しています。お祭りの夜を舞台にした甘酸っぱいエピソードも用意されており、賑やかさと胸キュンの両方が詰まった小箱のような作品として提供されています。
本作は、人気乙女ゲーム『薄桜鬼』シリーズのキャラクターたちがSD(スーパーデフォルメ)化して登場するミニゲーム集『薄桜鬼 遊戯録』の続編です。本編のシリアスな世界観を一旦脇に置き、コミカルな日常やキャラクターの可愛らしさに特化したスピンオフシリーズとして再構成されたタイトルです。












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