『十鬼の絆 ～関ヶ原奇譚～』『十鬼の絆 花結綴り』は、2012年と2013年にアイディアファクトリーから発売されたPlayStation Portable用の女性向け恋愛アドベンチャーゲームです。戦国時代を舞台に、鬼の一族「十鬼衆」と人間の少女が織りなす絆と葛藤。本編とファンディスクの二部構成で展開されます。

プレイヤーは、鬼の頭領代理として八瀬の里に赴任した主人公・涼森雪奈となり、千鬼丸や千歳らと関係を深めながら、鬼と人間の対立に立ち向かいます。本編では、関ヶ原の戦いを背景にした緊張感ある物語。選択肢によってルートが分岐し、攻略対象との関係性が変化します。ファンディスクでは、エンディング後の後日談や穏やかな日常が描かれ、新規イベントや短編エピソードが追加されています。

キャラクターデザインはmiko氏、シナリオは長野和泉氏が担当。『薄桜鬼』と世界観を共有し、歴史と幻想が融合した独自の世界観。限定版にはドラマCDや設定資料集が同梱されており、「記憶の欠片」「銀狼は見た！」などのサイドコンテンツも収録されています。

『薄桜鬼』と世界観を共有し、戦国期の鬼たちの葛藤と恋愛を描く構成が特徴です。キャラクターデザインはmiko、シナリオは長野和泉らが担当し、重厚な人間関係と幻想的な演出が展開されます。