『月華繚乱ROMANCE』、2011年9月15日にアイディアファクトリー(オトメイト)から発売されたPlayStation Portable対応の禁断恋愛アドベンチャーゲーム。全寮制の名門「白桜学園」を舞台に、秘密の部活動「禁断デート倶楽部」に巻き込まれた主人公と、学園を牛耳る危険な男性たちとの背徳的な恋を描く作品となっています。
物語の主人公・津森なずな(名前変更可能)は、ある事情から白桜学園に転入しますが、そこで「月華繚乱」と呼ばれる学園の支配者たちと出会います。彼らは放課後になると「禁断デート倶楽部」として活動し、悩める女子生徒たちに疑似恋愛を提供していました。主人公はとあるトラブルをきっかけに、彼らのターゲットとなり、逃れられない愛の遊戯(ラブルネッサンス)へと身を投じることになります。
本作は、クリエイター集団Rejetとオトメイトのコラボレーションによって制作されており、従来の乙女ゲームの枠を超えた過激でスリリングな設定が特徴です。攻略対象には、腹黒い義兄、サディスティックな教師、女装男子といった一癖も二癖もあるキャラクターが揃っており、甘いだけではない、毒を含んだ刺激的なロマンスが展開されます。黒裄氏による退廃的で妖艶なビジュアルが、その危険な世界観をより一層際立たせています。
「もう普通の恋(ロマンス)じゃ満足できない」というキャッチコピーの通り、理不尽な状況から始まる関係や、倫理観を揺さぶるような展開が待ち受ける、アブノーマルで情熱的な愛の物語です。
本作は、オトメイトとRejetの共同開発による完全オリジナル作品です。『TOKYOヤマノテBOYS』などに続くRejetとのコラボレーションタイトルであり、企画・原案を岩崎大介氏、キャラクターデザインを黒裄氏が担当しました。その独特な世界観と過激なキャラクター設定は、コアな乙女ゲームファンから熱狂的な支持を集めました。












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