『メモリーズオフ ゆびきりの記憶』は、2010年7月29日に5pb.よりXbox 360向けに発売された恋愛アドベンチャーゲームです。
シリーズ第7作目にあたる本作では、舞台を神奈川県藤川市にある藤林高等学校へと移し、主人公・芹澤直樹が幼なじみの天川ちなつや謎の少女・南雲霞との関係を通じて、記憶と感情の揺らぎに向き合っていきます。物語は「ゆびきり分岐システム」によってプレイヤーの選択が展開を左右し、19種類のエンディングに分岐。主人公以外のキャラクターはフルボイスで演出され、HD画質によるビジュアルと森井しづきによる新規キャラクターデザインが採用されています。
Xbox 360版を皮切りに、PSP版(2011年5月26日)、Windows版(2011年6月2日)、PS3/PS Vita版(2013年6月27日)など複数機種に展開。PSP版には追加シナリオ「ふたりの風流庵」を収録した『+スイーツパック』が存在し、PS3/Vita版はCEROレーティングがC(15才以上対象)に引き上げられています。
『メモリーズオフ』シリーズは、1999年にKIDより第1作が発売された恋愛アドベンチャー作品群で、本作はその第7作目。シリーズを通じて「記憶」や「想い」をテーマに、複数のヒロインとの関係性を描く群像劇が展開されており、作品ごとに舞台や登場人物が一新される構成が特徴です。













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