『遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース4』は、2009年にコナミデジタルエンタテインメントより発売されたPlayStation Portable向け対戦型カードゲームです。テレビアニメ『遊☆戯☆王5D’s』を題材としたシリーズ第4作目であり、前作までの『GX』編から舞台を移し、ネオ童実野シティを中心とした物語が展開されます。アニメ第2期「ダークシグナー編」までの内容をベースに、各キャラクターに専用ストーリーが用意されています。
ゲームシステムは、OCGのマスタールールに準拠したデュエル形式に加え、タッグデュエルやパートナーシンクロ、ダークシンクロ召喚などの独自要素が導入されています。特に「ダークチューナー」と「ダークシンクロモンスター」は本作オリジナルのカード群であり、通常のシンクロ召喚とは異なる条件で召喚されます。収録カードは「STARDUST OVERDRIVE」までの約4000枚以上に及び、海外先行カードやゲームオリジナルカードも含まれています。
コミュニケーション面では、信頼度と機嫌の概念が導入されており、会話やプレゼントによってキャラクターとの関係性が変化します。信頼度が一定以上になるとエンディングイベントが発生し、恋愛シミュレーション的な要素も含まれています。その他、カードアルバムやフォトギャラリー、デュエリスト名鑑などの鑑賞・収集機能も搭載されており、シリーズファンに向けた充実した内容となっています。
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