『新世紀GPXサイバーフォーミュラVS』は2008年7月10日にサンライズインタラクティブから発売されたPlayStation Portable用レーシングゲーム。 アニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』を原作とし、アスラーダをはじめとする歴代マシンを操り、超高速レースを体感できる作品です。
舞台は未来のグランプリ。プレイヤーは風見ハヤトやクレア・フォーレストなど原作キャラクターが駆るマシンを選び、600km/hを超えるスピードでサーキットを走り抜けます。アニメで描かれた熱戦を追体験できるだけでなく、ゲーム独自のモードも収録され、持ち運び可能なPSPで「サイバーフォーミュラ」の世界を楽しめる点が特徴です。
レースはシングルモードや対戦モードのほか、マシンカスタマイズやドライバー育成要素も盛り込まれています。スピード感を重視した演出により、原作の魅力である超高速バトルを再現しようとしています。さらにキャラクターのカットイン演出やボイスが挿入され、アニメさながらの臨場感が加わります。
操作は難易度が高めで、コーナリングやスタートのタイミングを正確にこなさなければライバルに置き去りにされる厳しさがあります。ファンにとっては原作の世界観をゲームで味わえる貴重な一本であり、携帯機で遊べる点も魅力です。
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』は1991年にテレビ朝日系列で放送されたサンライズ制作のオリジナルアニメで、風見ハヤトがAI搭載マシン「アスラーダ」と共に世界最速を目指す姿を描いています。OVAシリーズ『ZERO』『SAGA』『SIN』へと続き、長期にわたり展開された人気作品です。本ゲームはその世界観を基盤にし、アニメで描かれたマシンやキャラクターを操作できる点で原作ファンに新しい楽しみを提供しました。
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