『ダンジョンエクスプローラー 盟約の扉』は、2007年11月15日にハドソンより発売されたPlayStation Portable用のアクションRPGで、PCエンジンで人気を博した『ダンジョンエクスプローラー』シリーズの流れを汲むリブート作品です。最大の特徴は、ハック&スラッシュ(ハクスラ)要素とダンジョン育成システムを融合させた独自のゲームデザインにあります。
プレイヤーは3つの種族からキャラクターを作成し、最大4人のパーティを編成して、ジェネレーターと呼ばれる魔物の巣を破壊しながらダンジョンを攻略していきます。ダンジョンは自動生成され、入るたびに構造が変化。敵を倒して得られる素材を使って装備を強化したり、ダンジョン自体を“育成”していくことで、より高難度の冒険が可能になります。
戦闘はリアルタイムアクション形式で、職業ごとのスキルや連携技「アーツコンボ」、状態異常への対処など、戦略性も高め。また、上級職への転職や、ダンジョンのレベルアップによる報酬の変化など、やり込み要素も豊富です。通信プレイでは最大3人までの協力プレイが可能で、仲間との連携が攻略の鍵を握ります。
一方で、ドロップアイテムの消滅が早い、状態異常の厳しさ、長時間のクエストなど、システム面での厳しさも指摘されており、プレイヤーの忍耐力が試される“スルメゲー”として知られています。
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