『アントールドレジェンド 〜ウナタカの勇剣〜』は、2006年にコナミがPSP向けに発売したアクションRPGです。北米で人気を博した『Untold Legends: Brotherhood of the Blade』の日本語ローカライズ版として登場し、中世ファンタジーの世界観とハック&スラッシュの爽快感が融合した作品として注目されました。発売後は続編『ウォーリアーズ・コード』へと展開し、シリーズとしての存在感を確立しました。
プレイヤーは、惑星ウナタカの永遠都市アヴェンで選ばれし「守護者」となり、モンスターの脅威に立ち向かいます。4つのクラス(アルケミスト、ドルイド、ナイト、バーサーカー)からキャラクターを選び、スキルツリーによる成長や装備の強化を通じて、自分だけの戦闘スタイルを築きます。ダンジョンは自動生成され、100種類以上のモンスターが登場するため、探索と戦闘のサイクルが飽きることなく続きます。
戦闘は見下ろし視点のアクション形式で、近接攻撃・遠距離攻撃・アビリティを駆使して敵を討伐します。特に「毒霧」や「守護者」などの魔法は範囲攻撃として強力で、連続攻撃による爽快感も魅力です。装備品は1,000種類以上あり、素材との結合によって雷撃や毒などの属性を付加できるため、育成と収集の楽しさが広がります。
PSP版は、ロード時間の短縮やミニマップによる探索支援、どこでもセーブ可能な設計など、携帯機での快適なプレイを意識した作りが特徴です。アドホック通信によるマルチプレイにも対応しており、最大4人での協力プレイが可能です。視点切り替えや装備の外観変化など、細部まで作り込まれた演出が、ウナタカの世界を鮮やかに彩ります。
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