『大戦略 ポータブル』は、現代の兵器を指揮して拠点の制圧を目指すヘックス(六角形)形式の戦略シミュレーション。2005年12月22日に元気からPlayStation Portableで発売され、2006年12月14日には舞台を中東へと移した続編『大戦略 ポータブル2』が登場しました。

プレイヤーは、特定の国家に所属しない超国家的な傭兵部隊「ワイルドギース」の隊長となり、軍事紛争が続く地域での任務を遂行します。第1作では東アジアの軍事国家における権力争い、第2作では砂漠が広がる中東地域が戦場となり、介入する勢力を選択することで物語の展開が変化します。戦いに敗北してもゲームオーバーとならず、そのまま次のステージへと進行する傭兵部隊らしいユニークなキャンペーンシステムが採用されています。

ゲームシステムは、PC版の複雑な要素を携帯機向けに大幅にシェイプアップしているのが特徴です。兵装の細分化や広大すぎるマップ、煩雑なコマンドを整理し、1マップ20〜35ターン程度で決着がつく軽快なテンポを実現。資金を消費して各国の最新兵器を生産し、歩兵ユニットを用いて敵の本拠地や都市を占領していくというシリーズ伝統の面白さを、より手軽に楽しめる設計へと最適化されています。

登場する兵器ユニットは、実在の航空機や戦車を中心に、第1作で約300種類、第2作では約470種類と圧倒的なボリュームを誇ります。戦闘経験を積ませることでユニットがレベルアップして性能が向上する育成要素に加え、戦闘シーンではPSPの描画能力を活かした迫力ある3Dグラフィックスによる演出が、戦場の臨場感を高めています。

アドホック通信機能を用いた二人対戦モードも搭載されており、シングルプレイで丹念に育て上げた自分だけの傭兵部隊を率いて他のプレイヤーと腕を競うことが可能です。本格的な戦略性と、移動時間などの隙間時間でも遊べる快適性を両立させた、PSPにおける戦略シミュレーションの定番タイトルとして構築されています。

『大戦略 ポータブル』は、1985年にシステムソフトより発売されたPC用ソフト『現代大戦略』を原点とするシリーズのPSP展開作品です。元気株式会社がライセンスを取得し、独自のシナリオとシステムで構築した外伝的タイトルとなっています。

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