『CALLING 〜黒き着信〜』は、携帯電話をモチーフにしたWii専用のジャパニーズホラーアドベンチャーゲームです。

本作では、謎のウェブサイト「黒のページ」にアクセスした若者たちが、異界に閉じ込められ、携帯電話を通じて幽霊と接触しながら脱出を目指します。ゲームは一人称視点で進行し、Wiiリモコンを携帯電話に見立てた操作が特徴です。着信音や通話演出はリモコンのスピーカーから再生され、プレイヤーの没入感を高めます。

探索中は、廃校・病院・廃屋などの不気味な空間を移動し、霊との遭遇や通話イベントを通じて物語が進行。特定の条件で「赤い女」などの怨霊が出現し、逃走や対処が求められます。セーブは任意地点で可能で、複数の視点から語られる群像劇形式の構成となっています。

Wii専用で2009年に発売され、ハドソンが開発・発売を担当。ジャパニーズホラーの演出とWiiリモコンの機能を融合させた意欲作です。