『オールスターベースボール2003』（All-Star Baseball 2003）は、Acclaim Sportsが開発・発売したMLB公式ライセンスの野球ゲームで、日本国内ではゲームキューブ版とXbox版が2002年8月8日、PlayStation 2版が同年11月14日に発売。開発はAcclaim Studios Austinが担当し、カバーアスリートは当時ニューヨーク・ヤンキースの遊撃手として活躍していたデレク・ジーター。

本作は、2002年シーズン当時のMLB全30球団・実名選手・公式球場を完全収録し、選手データは実際の成績や能力を基に反映。打撃ではゾーンを狙い分けるシステム、投球では球種やコースの精密なコントロール、守備では送球の強弱や併殺プレーの連携など、シミュレーション寄りのリアルな操作感を特徴としています。

ゲームモードは、単発試合の「エキシビション」、1シーズンを通して戦う「シーズンモード」、複数年にわたる球団運営が可能な「フランチャイズ」、ポストシーズンを再現する「プレイオフ」、バッティングの腕を競う「ホームランダービー」などを搭載。さらに、歴代の名選手やクラシックチームをアンロックして使用できる要素もあり、現役選手と往年のスターによる夢の対決も実現できます。

実況・解説は英語音声で収録され、観客の歓声や場内アナウンスと相まって本場MLB中継さながらの臨場感を演出。球場の外観やフィールドの質感、選手のフォームやモーションも当時のハード性能を活かして高精度に再現されています。