『ウルトラ警備隊 モンスターアタック』は、ウルトラシリーズの防衛チームに焦点を当てたシミュレーションRPGです。プレイヤーは「科学特捜隊」「ウルトラ警備隊」「MAT」のいずれかを選択し、それぞれの作品に基づいたシナリオを進行します。ウルトラマンたちは直接操作できず、味方NPCとして登場し、プレイヤーの指示に従って行動します。戦闘ではユニットの向きや地形、支持率と予算の管理が重要な要素となっており、町の被害や自衛隊の出動によって評価が変動します。
本作は『スーパーロボット大戦』シリーズに類似したシステムを採用しつつ、独自の要素を多数盛り込んでいます。例えば、怪獣やウルトラマンの巨大ユニットは地上を移動する際に建物や人間ユニットを踏み潰す仕様があり、戦略的な配置が求められます。また、ユニットにはレベルの概念がなく、戦力強化は兵器や携行武器の改造によって行われます。ウルトラマンの行動には制限時間が設定されており、ENやHPが尽きると撤退するため、的確な指示が攻略の鍵となります。
登場する怪獣や宇宙人は『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』を中心に、『ウルトラマンA』からも一部キャラクターが参戦しています。原作の名エピソードを再現したシナリオや、作品を跨いだクロスオーバー展開も特徴です。初回特典として「流星バッジ」が同梱されており、ファン向けの演出も充実しています。
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