『冒険遊記プラスターワールド 〜伝説のプラストゲートEX〜』は、2003年12月4日にタカラからゲームボーイアドバンス向けに発売されたRPGです。ジャンルは「RPG」で、同年4月に発売された前作『〜伝説のプラストゲート〜』のバージョンアップ版にあたります。テレビアニメ『冒険遊記プラスターワールド』とのメディアミックス展開の一環として制作されました。

物語は、異世界「プラスターワールド」を舞台に、主人公が“プラスター”と呼ばれるモンスターと合体(プラストオン)しながら冒険を繰り広げるというもの。プレイヤーはボトルキャップ型のフィギュアを専用読み取り機器に装着することで、ゲーム内でプラスターと合体し、属性ごとの特殊能力を発揮できます。火属性で蔦を燃やしたり、水属性で泳いだり、風属性で空を飛ぶなど、探索と戦闘の両面で能力が活用されます。

EX版では、アニメ設定の逆輸入や新規プラスターの追加、シナリオの調整などが行われ、より完成度の高い内容に刷新。複数の属性を持つプラスターとの合体や、古代語の解読など、冒険の幅が広がっています。フィギュア連動型ゲームとして、ホビーとデジタルの融合を図った意欲作です。

『冒険遊記プラスターワールド』は、2003年から2004年までテレビ東京系列で放送されたファンタジーアニメです。監督は日巻裕二、キャラクターデザインは神志那弘志。人間と合体することで力を発揮するモンスター「プラスター」と少年たちの冒険を描いた作品で、玩具やゲームとのメディアミックス展開が行われました。