『こいぬちゃんのはじめてのおさんぽ ~子犬のこころ育成ゲーム~』は、生まれて間もない子犬となり、外の世界での冒険を通じて心の成長を核心で描く育成アドベンチャー。2003年11月14日にTDKコアからゲームボーイアドバンスで発売されました。

プレイヤーは、柴犬、トイ・プードル、ミニチュア・ダックスフントの3種類から自分の分身となる子犬を選びます。物語は、まだ家の外を知らない子犬が、初めて玄関の扉を開けて「おさんぽ」に出かけるところから始まります。飼い主の指示に従うのではなく、プレイヤー自身が犬を操作して街中を歩き回る点が本作の大きな特徴です。道端の草花の匂いを嗅いだり、他の犬や猫と会話をしたりしながら、人間の視点では気付かない小さな発見を積み重ねていきます。

ゲームの目的は、様々な経験を通じて「こころ」を育てることです。散歩中に遭遇する困っている動物を助けたり、いじめっ子の犬に勇気を持って立ち向かったりすることで「こころゲージ」が溜まっていきます。マップ上には公園や商店街といったロケーションが存在し、そこで発生するイベントやミニゲームをクリアすることで行動範囲が広がります。最終的には立派な成犬へと成長し、感動のエンディングを迎えるまでの、ひと夏の冒険譚が語られます。

本作を発売したTDKコアは、同時期に『あかちゃんどうぶつ園』や『わんニャンどうぶつ病院』など、動物をテーマにした女児向けタイトルを数多く展開していました。その中でも本作は「育成」と「RPG的な冒険」を融合させ、子供の自立心をテーマにしたストーリー性の高い作品として位置づけられています。

犬の気持ちがわかる本

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