『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』は、ゲームボーイアドバンス用で発売されたシミュレーションRPG。PSで発売された『ファイナルファンタジータクティクス』の続編的作品だが、PS版のシステムをベースに世界観やストーリーを一新している。
「ロウ」と呼ばれる戦闘ルール「ジャッジメントシステム」が特徴。「HP回復禁止」、「ダメージ100以上」など、バトルごとに設定されるロウを守らないと、ステータスにペナルティーが与えられ、違反(レッドカード)で退場となって仲間が「プリズン」送りになってしまうこともある。
物語はSt.イヴァリースと名づけられた田舎町に、主人公のマーシュが引っ越してきたところから幕を開ける。田舎町になじめず少々孤立ぎみだったマーシュのそばにはいつのまにか、気弱でいじめられっ子のミュートと、勝ち気でなにかと問題を引き起こす女の子のリッツのふたりが、つかず離れずの状態で集まるようになっていた。
ある時、3人は手にした「FINAL FANTASY」という1冊の本を開いてしまったことで、St.イヴァリースの世界を一変させてしまうことになる。気づいたときには、彼らのお気に入りのゲーム「ファイナルファンタジー」の世界そのものが、剣と魔法の世界、イヴァリースになっていた…
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