『ヒカルの碁2』は、囲碁と青春が交差する“育成型ストーリー囲碁ゲーム”です。
本作は、人気漫画『ヒカルの碁』(原作:ほったゆみ/作画:小畑健)を題材にしたゲームボーイアドバンス専用ソフトの第2弾。プレイヤーは主人公・進藤ヒカルと共に囲碁の道を歩み、プロ棋士を目指す物語を体験します。前作の「ストーリーモード」「フリー対局モード」に加え、本作では新たに「サバイバルモード」が追加され、対局の緊張感と戦略性がさらに強化されています。
ストーリーモードでは、ヒカルが葉瀬中囲碁部に入部し、仲間との絆やライバル・塔矢アキラとの対決を通じて成長していく展開が描かれます。スケジュール管理によってイベントが発生し、囲碁の実力だけでなく人間関係や親密度も物語に影響を与える設計。「この一手、友情にも響くのか…」と感じる場面も。囲碁のルールは初心者にも配慮されており、基本操作や石の打ち方は丁寧にガイドされます。
サバイバルモードでは、登場キャラとの連戦を勝ち抜いていく形式で、勝利するごとに難易度が上昇。フリー対局モードでは、好きなキャラと自由に対局でき、練習や検討にも活用可能です。登場キャラはヒカル、アキラ、伊角、和谷、三谷など原作準拠で、対局時のセリフや演出もファン向けに作り込まれています。
ゲームボーイアドバンス専用タイトルとして2002年7月18日に発売され、囲碁ゲームとしての完成度と原作再現度を両立した本作は、“囲碁を知らなくても楽しめる”キャラ育成型ストーリーゲームとして高く評価されました。
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