名称 | モンスターゲート |
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ジャンル | ダンジョン探索型RPG |
発売元 | コナミ |
発売日(配信日) | 2002年07月04日 |
機種 | ゲームボーイアドバンス(GBA) |
年齢区分 |
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「モンスターゲート」…その名を聞いて、胸が高鳴るアーケードゲーマーは少なくないはず。業界初のダンジョン探索型RPGを謳い、メダルゲームの新たな可能性を切り開いた作品だ。専用の磁気カードを手に、自販機でデータをセーブするスタイルは、当時としては非常に斬新。プレイヤーは戦士、魔法使い、ギャンブラーといった個性的な職業を選び、奥深いダンジョンへと挑んでいった。単純なメダルゲームに留まらず、RPG的な成長要素や収集要素が加わったことで、中毒者が続出。メダルを消費しながら、キャラクターを育成し、強力なモンスターに立ち向かう。その没入感は、当時のアーケードゲームの常識を覆すものだったと言えるだろう。
「モンスターゲート」の最大の魅力は、その革新的なゲームシステムにある。メダルゲームでありながら、RPGの要素を巧みに融合させた点は特筆すべきだろう。従来のメダルゲームは、単純な運試しや反射神経を競うものが多かったが、本作は、キャラクターの育成、装備の収集、戦略的な戦闘といった、RPGならではの面白さを追求。プレイヤーは、ただメダルを投入するだけでなく、どのようにキャラクターを成長させるか、どのアイテムを装備するか、どのような戦術で敵に立ち向かうかといった、様々な選択を迫られる。この戦略性の高さこそが、「モンスターゲート」が他のメダルゲームと一線を画す理由なのだ。
GBA版では、メダルの代わりにMPを消費するシステムに変更されたことで、アーケード版とは異なる戦略性が生まれた。強力なアイテムほどMP消費が大きいため、「パワープレイ」が通用しなくなったのだ。この変更は、GBA版ならではのゲームバランスを生み出し、プレイヤーに新たな挑戦を促した。
「モンスターゲート」シリーズを通して、キャラクターの職業は多岐にわたる。戦士や魔法使いのような定番の職業に加え、ギャンブラーや獣人といったユニークな職業も存在するのが面白い。特にギャンブラーは、スロットで宝石やダブルアップカードの位置を把握できるという特殊能力を持ち、他の職業とは異なるプレイスタイルを楽しめる。また、オンライン版ではセイントという、敵を仲間にする能力を持つ職業が登場するなど、シリーズごとに新たな職業が追加され、ゲームの幅を広げていった。これらの職業は、それぞれ異なる能力やプレイスタイルを持ち、プレイヤーは自分の好みに合わせて選択することができた。
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