『スウィートクッキーパイ』は、一人前のパティシエを目指す少女シュクルが、自分のお店を大きく育て上げるまでのサクセスストーリーを描くお菓子屋さん経営パーティーゲーム。2001年12月21日にカルチャーブレーンからゲームボーイアドバンスで発売されました。

本作は、物語を楽しむ「ストーリーモード」と、多人数で遊べる「ボードゲームモード」の2つの軸で構成されています。ストーリーモードは、年老いたシュクルが子供たちに自身の半生を語って聞かせる回想形式で進行します。プレイヤーは若き日のシュクルとなり、ライバルとの料理対決や、突如として発生する「だるまさんがころんだ」や「障害物競走」といったアクション性の高いミニゲームをクリアしながらシナリオを読み進めます。

一方のボードゲームモードは、ルーレットを回してマップ上を移動し、止まったマスにお店を建設して資産を増やす経営シミュレーションです。自分のお店に止まった相手から買い物料を徴収したり、資金を投入して店舗を増築したり、時にはライバル店を買収して乗っ取ったりと、ファンシーな見た目に反してモノポリーやいただきストリートを彷彿とさせるシビアなマネーバトルが展開されます。

本作を開発したカルチャーブレーンは、『スーパーチャイニーズ』や『飛龍の拳』などのアクションゲームで知られるメーカーです。本作においても、お菓子作りというテーマの中に唐突なアクションミニゲームや戦略的な対戦要素を盛り込むなど、同社特有の作家性が随所に見受けられます。

はじめてのお菓子作り (関連書籍)

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