『西原理恵子の殿堂麻雀』は、漫画家・西原理恵子が描く無頼なキャラクターたちと卓を囲む麻雀バラエティ。2001年09月28日にメディアリングからゲームボーイアドバンスで発売されました。
本作の舞台は、麻雀の強さがそのまま社会的地位に直結する狂気の街「役満タウン」です。プレイヤーは流れの雀士としてこの街を訪れ、自分だけのキャラクターを作成して、「九連の塔」と呼ばれるダンジョンの踏破や、街の支配者層である「麻雀七福神」への挑戦権を賭けた戦いに身を投じます。りえぞ、愛ちゃん、西原の母といった原作でお馴染みの面々が対戦相手として立ちはだかり、毒のある台詞回しでプレイヤーを翻弄します。
対局システムは本格的な4人打ち麻雀をベースにしつつ、西原作品特有の殺伐とした空気を再現するかのような、偏りの激しい配牌やドラマチックな展開が頻発する調整がなされています。また、本編以外にも「大小」や「バカラ」といったギャンブル系ミニゲームが収録されており、そこで稼いだ資金でアイテムを購入して対局を有利に進めるRPG的な成長要素も備えています。通信ケーブルを使用すれば、1つのカートリッジで最大4人までの対戦が可能であり、携帯機ならではの手軽さで理不尽かつコミカルな麻雀世界を堪能できます。
本作のキャラクターデザインと監修を務めた西原理恵子氏は、自身の麻雀体験を赤裸々に描いたエッセイ漫画『まあじゃんほうろうき』などで知られています。ギャンブルの泥沼と人間の業を笑いに変えるその作風は、本作のゲームデザインにも色濃く反映されています。













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