2001年7月13日にカプコンよりゲームボーイアドバンス向けに発売された『スーパーストリートファイターIIX リバイバル』は、アーケード版『スーパーストリートファイターIIX』をベースにした携帯機向け対戦格闘アクションです。プレイヤーはリュウや春麗などのキャラクターを操作し、世界各地の格闘家と1対1のバトルを繰り広げます。

アーケードモードでは、6ステージを勝ち抜いた後に四天王との戦いが待ち受ける10ステージ構成となっており、各ステージでの勝利が次の対戦相手との戦いに繋がります。戦闘では、ボタンの押し方によって技の強弱が変化する「溜め押し」や「同時押し」設定が可能で、プレイヤーは自分に合った操作方法を選択できます。また、EXTRAモードを選ぶことで、スーパーコンボゲージをラウンド間で持ち越すことも可能です。

試合を重ねることで「VSポイント」が蓄積され、これによりサバイバルやタイムアタックモードが解放されるほか、豪鬼や真・豪鬼といった隠しキャラクターも使用可能になります。サバイバルでは連戦形式で敵を倒し続ける課題があり、タイムアタックではランダムに登場する敵を制限時間内に撃破することが求められます。これらのモードは、通常の対戦とは異なる戦略や操作精度が試される場面となります。

グラフィック面では、試合中以外のキャラクターイラストに『ストリートファイターZERO』シリーズの要素が加えられ、ステージ背景も一部変更されています。豪鬼の登場演出やエンディングも新たに追加されており、原作とは異なる演出が楽しめます。