エアロダンシング Fは、2000年2月24日にドリームキャストで発売されたフライトシミュレーションゲーム。CRIが開発・発売を担当し、前作「エアロダンシング featuring Blue Impulse」の続編として、航空自衛隊の空中格闘戦技教育を基にしたリアルなドッグファイトが中心です。
舞台は航空自衛隊の訓練空域で、プレイヤーはパイロットとしてミッションを遂行します。主要キャラクターは轟隊長をはじめとする教官陣で、プレイヤーの技量向上をサポート。ストーリーは操縦訓練から始まり、インメルマンターンやバレルロールなどのマニューバーを学びながら、仮想の空中戦を展開します。
ゲームシステムはリアルタイムのフライトシミュレーション。ミッションモードで離陸訓練からドッグファイトまでを段階的にクリアし、ドッグファイトモードでは対戦プレイが可能。機体は航空自衛隊の実機をモデルとし、挙動の再現が特徴です。ドリームキャスト版では3D描画を活かした視覚効果を強化し、メモリーカード対応でセーブ機能が搭載されています。
3Dポリゴンで機体と空域を表現し、飛行のダイナミズムを強調。BGMは緊張感のある電子音楽が流れ、効果音がエンジン音や機銃の臨場感を演出します。声優はなく、テキスト中心の進行です。CRIのシリーズ第2弾として、航空自衛隊の協力により本格的なシミュレーションを実現した作品です。
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