ギガウイングは、1999年11月11日にドリームキャストで発売されたシューティングゲーム。匠が開発し、カプコンが手がけたアーケード版の移植作品で、リフレクトフォースを活用した弾幕戦が特徴です。

舞台はメダリオンと呼ばれる石を巡る戦場。4人のパイロットがそれぞれの目的で戦います。主要キャラクターはローラ・ロッシやティナ・コブ、シン・リュウ、ブルー・クロウで、キャラクターデザインは冬目景が担当。ストーリーはメダリオンの力をめぐる空中戦を中心に展開します。

ゲームシステムは縦スクロールの弾幕シューティング。リフレクトフォースで敵弾を跳ね返し、攻撃力に変換するメカニズムが核心です。ステージは5面構成で、ボス戦が中心。ドリームキャスト版ではアーケードモードに加え、トレーニングモードやスコアアタックを搭載。メモリーカード対応で、得点ランキングが楽しめます。

グラフィックは3Dポリゴンで機体と背景を表現し、弾幕の密度を視覚的に強調。BGMは上西泰史や弓削雅稔が作曲し、緊張感のある電子音楽が流れます。効果音がリフレクトの爽快感を演出。声優はなく、テキスト中心の進行です。匠とカプコンの共同で、アーケード版の忠実移植を基に家庭用機能を追加した制作背景です。