『ぷよぷよ〜ん』は、国民的落ち物パズル「ぷよぷよ」シリーズの正統ナンバリング第4作目。タイトルは「ぷよぷよ」と数字の「4(よん)」を掛けたもので、1999年3月4日にセガから発売されたドリームキャスト版を皮切りに、NINTENDO64、PlayStation、ゲームボーイカラーへと移植・展開されました。

本作最大の特徴は、キャラクターごとに固有の必殺技を使える「特技」システムの導入です。従来の「連鎖を組んでおじゃまぷよを送る」というルールに加え、ゲージを溜めて発動することで「おじゃまぷよを消す」「特定の色のぷよを消す」「フィールドを凍らせる」といった劇的な効果が発生し、一発逆転が可能となりました。物語の舞台は、突如現れた「サーカス団」。アルルとカーバンクルが、チコなどの新キャラクターや、装いを新たにしたお馴染みのメンバーたちと漫才デモを繰り広げます。

各機種への移植に際しては、タイトルや仕様が大きく変更されています。
・DC版(ぷよぷよ〜ん):高精細なグラフィックと、ビジュアルメモリでの演出が特徴のオリジナル版。
・N64版(ぷよぷよ〜んパーティー):最大4人で遊べる「みんなでぷよぷよ」モードや、爆弾でぷよを吹き飛ばす「ばくだん」ルールを追加したパーティゲーム仕様。
・PS版(ぷよぷよ〜ん カーくんといっしょ):4人対戦は削除されたものの、PocketStationと連動してカーバンクルと遊べる育成モードや、ひたすら敵を倒す「さばいばるぷよぷよ」を追加。
・GBC版(ぽけっとぷよぷよ〜ん):ハードの制約上、特技システムはそのままに『ぷよぷよSUN』の「太陽ぷよ」システムを逆輸入した独自のアレンジ移植。

1990年代に『ぷよぷよ』シリーズで一世を風靡したゲームメーカーです。本作『ぷよぷよ〜ん』は、コンパイルが経営再建を図っていた時期に開発され、同社が直接関わった最後のナンバリングタイトルとなりました(後のシリーズはセガが継承)。そのため、従来のコミカルな雰囲気の中に、どこかシリアスで幻想的な世界観が混在しており、音楽やアートワークの面でも独特の評価を得ています。特に、アルルやドラコケンタウロスなどのキャラクターデザインが大人びた頭身に変更されている点も、本作ならではの特徴です。

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