『お絵かきロジック』は、縦と横の数字をヒントにマス目を塗りつぶし、隠されたイラストを完成させるパズルゲームです。1999年6月1日に世界文化社からスーパーファミコンの書き換えサービス「ニンテンドウパワー」専用ソフトとして発売されました。「お絵かきロジック」という名称の生みの親であり、商標を持つパズル雑誌の老舗・世界文化社が自ら手掛けたタイトルであり、雑誌『パズラー』などで培われた良質な問題が多数収録されています。
ルールは一般的な「ピクロス」と同様ですが、本作はタッチペンもマウスもない環境で、コントローラーを使ってカーソルを動かし、ひたすらマスを埋めていくストイックな作りになっています。派手な演出やキャラクター要素は控えめで、純粋に論理パズルを楽しみたい層に向けた硬派なデザインが貫かれています。問題のサイズや難易度も幅広く、初心者から上級者までが納得できるロジックの美しさが追求されています。
スーパーファミコン市場の最末期に書き換え専用として供給されたため、知名度は高くありませんが、パズル専門誌のブランドを冠するだけあり、問題の質は折り紙付きです。「理詰めだけで解ける」というロジックパズルの大原則を忠実に守っており、解法に矛盾や推測を含まない洗練された盤面構成は、パズルファンから高く評価されています。静かな画面で黙々と数字と格闘する時間は、デジタルの喧騒を忘れるための最良の知的遊戯となります。
画面の中でのパズルも楽しいですが、紙と鉛筆を使って問題を解くアナログな感触は、デジタルにはない没入感を生み出します。書き味の良い鉛筆と、消しクズの出にくい消しゴムを用意し、実際にパズル誌に向き合う時間は、脳のストレッチとして最適なリラクゼーションとなります。













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