『プロ麻雀「兵」』シリーズは、実在するプロ雀士たちの思考や打ち筋を高度なアルゴリズムで再現した本格的な麻雀ソフトです。1997年4月18日にカルチャーブレーンからスーパーファミコンで発売され、その後プレイステーション、ゲームボーイカラー、ニンテンドウ64、ゲームボーイアドバンスへとタイトルが重ねられました。
本作は、金子正輝プロら日本プロ麻雀連盟所属の実在雀士が監修・登場することが最大の特徴です。総勢16名に及ぶプロ雀士の思考アルゴリズムが個別に構築されており、リーチ判断の早さや捨て牌の傾向、勝負どころでの押し引きといった「プロ独自の癖」が精密にデータ化されています。プレイヤーはプロさながらの鋭い一打を繰り出すAIを相手に、一打の重みが異なる緊張感のある対局を体験できます。
一人プレイ専用の「兵モード」では、一人の雀士として段位認定試験やリーグ戦を戦い抜き、最終的にプロの頂点を目指す立身出世のプロセスを楽しめます。対局結果は詳細なスタッツとして蓄積され、自分の打ち筋を客観的に振り返ることができる分析機能も備わっています。自身の弱点を発見し、雀力を磨くための本格的な学習ツールとしても機能します。
1999年発売の『プロ麻雀「兵」64』では、ハードの描画能力を活かして対局シーンがフル3Dで表現されました。自由なカメラワークで卓全体や手牌をあらゆる角度から眺められるだけでなく、対局前に相手と報酬を交渉する「差しウマ」機能など、実際の雀荘における実戦的な駆け引きが盛り込まれました。
PlayStationで展開された『2』『3』では演出面や操作インターフェースがさらに洗練され、1999年の『女流雀士に挑戦』では人気女流雀士にフォーカスした華やかな構成が採用されています。また、携帯機向けの『GB』『GB2』や、シリーズ末期の2005年に登場した『GBA』版では、場所を選ばず据え置き機に劣らない高度な思考スピードと、詳細なデータ分析による自己研鑽が可能です。
SFC版
『プロ麻雀「兵」』シリーズは、日本プロ麻雀連盟の全面協力により、実在するプロ雀士の個性をデジタルで再現し、プロとの真剣勝負を家庭で体験することを目的に制作された麻雀ゲーム作品です。













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