『パチンコ物語2 名古屋シャチホコの帝王』は、パチンコ遊戯とアドベンチャーゲームを融合させた、異色のシミュレーションソフトです。1995年1月27日にケイエスエス(KSS)からスーパーファミコンで発売されました。本作は前作『パチンコ物語 パチスロもあるでよ!!』の続編にあたり、舞台を「パチンコの本場」と言われる名古屋に移し、巨大娯楽施設「名古屋シャチホコ殿」での成り上がりを描きます。
プレイヤーの目的は、単にパチンコで玉を増やすことだけではありません。施設内にあるキャバレーやディスコ、バーといった夜の社交場へ繰り出し、ホステスなどの女性キャラクターと会話をして情報を集める必要があります。稼いだ出玉を景品(ブランドバッグや宝石など)に交換し、それを女性たちにプレゼントして好感度を上げ、デートに誘い出すことで物語の核心に迫るヒントが得られるという、恋愛シミュレーションに近いシステムが採用されています。パチンコパートでは、羽根物やデジパチなど当時の流行を取り入れた機種が用意されていますが、攻略の比重は圧倒的に「対人コミュニケーション」に置かれています。
評価については、パチンコシミュレーターとしての実用性よりも、その濃厚な世界観が話題となります。名古屋特有の派手さをデフォルメした「シャチホコ殿」という舞台設定や、気難しい女性キャラのご機嫌取りに翻弄されるゲーム展開は、当時のバブル崩壊後の世相をどこか反映しています。純粋にパチンコのデータを取りたい層には不向きですが、一風変わったアドベンチャーゲームを楽しみたい層には、そのバカバカしくも熱いストーリーがカルト的な人気を博しています。
本作は、パチンコ発祥の地とも言われる名古屋の派手な文化や、煌びやかな夜の繁華街をモチーフにしています。「シャチホコ」に象徴される金ピカの美学や、娯楽に興じる人々のエネルギーがテーマです。ゲーム内のように豪華な気分を味わいたい、あるいは金運を呼び込みたいという方には、デスク周りを華やかにする「金色の置物」をおすすめします。













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