1992年11月20日にバンプレストからスーパーファミコン用ソフトとして発売された『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』は、SD（スーパーディフォルメ）化されたロボットアニメや特撮作品のキャラクターたちが共演する「コンパチヒーローシリーズ」の一作です。ガンダムシリーズ（SDガンダム）、仮面ライダーシリーズ、ウルトラシリーズという、日本を代表するヒーローたちが一同に会するRPGとして、当時多くのファンを魅了しました。

本作の特徴は、サイドビューで展開される戦闘シーンにおける、迫力満点のアクションと必殺技演出です。最大4対4で繰り広げられる戦闘はターン制で進行し、プレイヤーは各キャラクターに攻撃、必殺技、特殊能力、アイテム使用、防御、逃走といった指示を、ターンの開始時にまとめて与えます。ヒーローそれぞれが主役となるマルチストーリー展開も採用されており、物語への没入感を高める要素となっています。ジャンルはRPG、プレイ人数は1人です。