1988年にアーケードゲームとして登場した『サイバリオン』は、トラックボールによる直感的な操作が特徴のアクションシューティングゲームです。タイトーが開発を手がけ、その独特なゲーム性は多くのプレイヤーを魅了しました。

その後、1990年にはX68000に移植され、家庭用ゲーム機でもその世界観が楽しめるようになりました。そして1992年、スーパーファミコン版『サイバリオン』が東芝EMIから発売されます。スーパーファミコン版では、アクションゲームとして再構築され、アーケード版とは異なるゲーム体験を提供。プレイヤーのレベルに合わせた「基礎編」と「実戦編」の2つのモードが用意され、より幅広い層が楽しめるように設計されています。さらに、マルチシナリオ・システムを搭載し、コース、シナリオ、サウンドが変化することで、リプレイ性の高いゲームプレイを実現しました。