1990年にタイトーからアーケードゲームとして登場した『CAMELTRY』は、迷路を舞台にしたアクションパズルゲームです。プレイヤーは制限時間内に、迷路の奥にあるゴールを目指してボールを導きます。その後、X68000、スーパーファミコン、FM TOWNS、PlayStation 2、PlayStation Portable、携帯電話 (EZアプリ)、iPhone/iPod touchと、様々なプラットフォームに移植されました。
ゲームの最大の特徴は、背景の迷路そのものを回転させる操作方法です。これにより、ボールは常に画面の中央に位置し、あたかもプレイヤーがボールを直接操作しているかのような感覚を生み出します。迷路には重力が設定されており、ボールは自然と下方向へ転がります。操作はパドルコントローラと1つのボタンで行い、迷路をシェイクさせることで、ボールを壁の反対方向へジャンプさせることも可能です。
ゲームオーバー時には、ナンバーマッチと呼ばれる救済サービスが用意されています。また、残りタイムが10以下の時にはスロットが出現し、スコアの5桁がゾロ目になるとボーナスが加算されるなど、スコアアタックの要素も盛り込まれています。
スーパーファミコン版は、日本国外では『On the Ball』というタイトルで発売されました。
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