1991年10月31日にコナミから発売されたスーパーファミコン用ソフトは、ゴシックホラーの世界観を色濃く反映したアクションゲームです。プレイヤーはヴァンパイアハンターの主人公シモン・ベルモンドとなり、吸血鬼ドラキュラを討伐するため、トランシルヴァニア地方にそびえ立つ城へと足を踏み入れます。
城内には、フランケンシュタイン、ミイラ男、狼男といった伝説的な怪物が多数潜み、主人公の行く手を阻みます。様々な仕掛けを攻略しながら、全18ステージ(6ブロック構成、各ブロック3ステージ)を進んでいくことになります。
主人公の基本武器は鞭。各ブロックの最後にはボスが待ち構えており、これを倒すと赤い玉(魔力の玉)を入手でき、ブロッククリアとなります。全ての魔力の玉を集め、最終ステージである城の最上階でドラキュラを倒すことが、ゲームクリアの条件です。
当時のファミコンゲームとしては珍しく、ゴシックホラーを基調としたリアルタッチなグラフィック、ハイセンスな音楽、そして硬派なゲーム性が組み合わさり、独特の世界観を創り上げています。
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