『時空探偵DD〜幻のローレライ〜』は、セガサターンで発売されたアドベンチャーゲーム。23世紀の世界で利用されているタイムマシンに絡んだ犯罪を専門に扱う私立探偵の物語。本作は、「1938年の第二次世界大戦前夜のドイツに飛び、極秘に開発されている飛行船”ローレライ”から少女を救出せよ」という依頼を受け、謎に満ちた飛行船へ潜入していくサスペンスアドベンチャー。

あらすじ

2238年の夏のある日、暇そうに新聞を広げていた時空探偵である鳴神のもとに依頼人であるレニが来訪する。依頼内容は1ヶ月前に突然失踪した父親であるクルト・ラヴァルを探し出すこと。手がかりとして父親の手紙とオルゴールを持参している。霧姫がオルゴールを調べると、キャッシュカードとデータディスクが隠されていた。これらと手紙に書かれていた内容から、背後に事件を感じた鳴神と霧姫は1939年5月25日の北極に向かうためにタイムライドに乗り込んだ。