『The Dragoness: Command of the Flame(ザ・ドラゴネス:コマンド・オブ・ザ・フレイム)』は、女王ドラゴネスに仕えるエルフの指揮官となり、魔獣の軍勢を率いて荒廃した半島を征服するシミュレーションRPG。2024年04月11日にオーイズミ・アミュージオからPlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switchで発売されました。古典的な名作『Heroes of Might and Magic』の系譜を継ぐターン制ストラテジーに、敗北を糧に強くなるローグライトの要素を融合させた意欲作です。プレイヤーはドラゴンの内戦によって荒れ果てた「ドレイシア半島」に秩序を取り戻すため、資源を集めて軍備を整え、戦略的な采配で敵対勢力を打ち破る過酷な遠征へと赴きます。

廃墟となった首都「ニーウェンボール」を拠点に、プレイヤーは探索と戦闘を繰り返して勢力を拡大していきます。フィールド探索では、限られた行動力の中で資源やアーティファクトを収集し、新たなユニットを雇用して軍団を強化します。敵軍との戦闘は、グリッド状のマス目で区切られた戦場で行われるターン制バトルです。ユニットごとの特性や攻撃範囲、そして指揮官であるプレイヤー自身の魔法を駆使して戦局をコントロールする必要があります。敵の攻撃を誘い込んだり、地形効果を利用したりと、将棋やチェスのような先を読む思考が求められる一方、ローグライト特有のランダム要素が毎回異なる戦況を生み出し、常に新鮮な判断を迫られます。

敗北してもただでは終わらないのが本作の大きな特徴です。探索で持ち帰った資源を使用することで、拠点の施設をアップグレードしたり、新たなスキルを習得したりと、恒久的な強化を行うことが可能です。また、40種類以上のユニットが登場し、同じ種族同士を合成して強化するシステムも搭載されており、自分好みの最強軍団を作り上げる育成の楽しさも充実しています。重厚なファンタジー世界観と、試行錯誤を重ねて強くなる中毒性の高いゲームループが、プレイヤーを終わりのない戦いへと誘います。

開発元のCrazy Goat Gamesは、ポーランドを拠点とするインディーデベロッパーです。本作は「HOMMライク」と呼ばれるジャンルに現代的な解釈を加えた作品として注目されました。ファンタジー世界での軍団指揮や、ドラゴンという存在に魅力を感じる方は、古典的名作である『Heroes of Might and Magic』シリーズや、ドラゴンを題材にしたファンタジー小説を読むことで、本作が目指した戦略とロマンの融合をより深く理解することができます。

ドラゴンランス戦記 (アスキー・メディアワークス)

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