『DYSCHRONIA: Chronos Alternate – Definitive Edition』(ディスクロニア:クロノスオルタネイト ディフィニティブエディション)は、2023年11月22日にイザナギゲームズよりNintendo Switch向けに発売されたシネマティック捜査アドベンチャーで、VR版三部作を1本に統合した完全版です。プレイヤーは特別監察官ハル・サイオンとして、犯罪発生率0.001%の都市で“起こるはずのない殺人事件”の真相を追います。

本作の舞台は、夢によって守られる海上都市「アストラム・クローズ」。プレイヤーは左手で触れた物から持ち主の記憶にダイブする「メモリーダイブ」能力を使い、現実世界と夢世界を行き来しながら証拠を集めていきます。さらに、過去の分岐点に干渉する「Past Manipulation」システムにより、事件の展開そのものを操作することが可能です。

Switch版では、VR版で展開されたEpisode I〜IIIをすべて収録し、さらにNintendo Switch限定の新規シナリオも追加されています。操作はVR非対応ながら、演出やUIが最適化されており、携帯モードでも快適にプレイできます。音声はフルボイスで、豪華声優陣による演技が物語の没入感を高めています。

また、発売記念としてSNS投稿キャンペーンなども実施され、ファンとの交流も活発に行われています。Chronos Universeシリーズ第3作として、前作『東京クロノス』『ALTDEUS: BC』との世界観共有も意識された構成です。

本作は、MyDearestが手がけるオリジナルVRゲームシリーズ『Chronos Universe』の第3作『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』をベースにした完全版です。VR版三部作を統合し、Switch向けに新規シナリオを追加した構成となっています。