『パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ』、2023年10月19日にハピネットから発売されたNintendo Switch対応のお絵描きアドベンチャーゲーム。かつての名声を失い、アパートも追い出されてしまった画家パスパルトゥーが、人形たちの住む街「フェニックス」で再起をかけて絵筆を振るう、クリエイティブで心温まるシミュレーション作品となっています。
物語は、全てを失った主人公が、見知らぬ街の浜辺で目を覚ますところから始まります。プレイヤーはタッチスクリーンやJoy-Conを使って実際にキャンバスへ絵を描き、それを道行く人々に売ることで生活費を稼ぎます。気難しい批評家を唸らせたり、パンクな若者の心を掴んだりと、客層に合わせた作品作りが求められる一方で、自分の感性を信じて自由に表現することも可能です。
本作では、アトリエに籠もるだけでなく、街を自由に探索できる要素が強化されています。住民たちの悩みを聞いて絵で解決したり、隠された画材を探し出したりと、冒険の要素も楽しめます。稼いだお金で筆やキャンバス、画材をアップグレードし、最終的には自分だけの立派な美術館を作り上げるというサクセスストーリーが待っています。
絵が得意な人もそうでない人も、アーティストとしての苦悩と喜びを体験できる本作。あなたの描いた一枚が、誰かの心を動かし、街の色を変えていく感動を味わってみてください。
本作は、スウェーデンのインディーゲームスタジオFlamebait Gamesが開発し、世界累計ダウンロード数100万本を記録した『パスパルトゥー:アーティストの描いた夢(Passpartout: The Starving Artist)』の続編です。前作は、ガレージで絵を描き続けるシンプルなスタイルでしたが、独特な評価システムとシュールな世界観が話題となり、多くの実況動画などで人気を博しました。












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