『新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜』、2016年7月21日にPlayStation Vita用ソフトとして発売され、後にNintendo Switchへも移植された本格ファンタジー・ダンジョンロールプレイングゲーム。現代から異世界「エスカリオ」へと転生した主人公が、元の世界への帰還を目指して過酷な迷宮探索に挑む、ダークでシビアな冒険譚を描いた作品となっています。
物語の舞台は、光る蝶が舞い、極夜の星空が広がる剣の街エスカリオです。異邦人として目覚めた主人公は、選ばれし者だけが持つ力を行使し、街を統治する「異邦人ギルド」の一員として、血統種と呼ばれる強力な魔物たちの討伐を命じられます。倒した血統種から得られる「純血晶」を、光・中立・闇のいずれかの勢力の代表者に捧げることで物語が分岐し、それぞれの思想に基づいた結末へと導かれます。
本作は、PCやXbox 360で発売された『剣の街の異邦人』をベースに、新職業「クロッカー」「人形使い」「フリーマン」の追加や、システム面の改良を施した決定版です。最大の特徴は、キャラクターの「消滅」が存在する緊張感あふれる蘇生システムと、装備品を求めて迷宮に潜るハックアンドスラッシュ要素です。Nintendo Switch版では、より高画質で快適なプレイが可能となり、じっくりと腰を据えてダンジョン探索に没頭することができます。
死と隣り合わせの緊張感の中で、知恵と勇気を振り絞って生き残る。古き良きダンジョンRPGの伝統を受け継ぎつつ、現代風に洗練されたシステムで、探索の醍醐味を存分に味わえる一作です。
本作は、2014年にPCおよびXbox 360で発売された『剣の街の異邦人 〜白の王宮〜』のリメイク作品です。オリジナル版の持つ高難易度で硬派なダンジョンRPGとしての骨格はそのままに、新職業や新ダンジョンの追加、システムの最適化などを行い、より遊びやすく奥深い内容へと進化しています。塚本陽子氏の描く重厚なファンタジー世界と、現代人が異世界で生き抜くサバイバルな物語が特徴です。













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