『レイズ アーケード クロノロジー』は、2023年3月9日にタイトーがNintendo SwitchおよびPlayStation 4向けに発売した縦スクロール型シューティングゲーム集。ジャンルは「シューティング」で、1990年代にアーケードで展開された「レイシリーズ」3部作を忠実に移植し、さらにHD化されたバージョンを加えた全5タイトルを収録した作品です。

収録タイトルは『レイフォース』『レイストーム』『レイストームNEO-HD』『レイクライシス』『レイクライシスHD』の5本。いずれもアーケード版をベースにしており、家庭用移植版とは異なるオリジナル仕様が再現されています。『レイクライシス』のHD化は本作が初であり、従来のファンにとっても新たな体験が提供されています。

本作では、複数の敵を同時に捕捉して攻撃できる「ロックオンレーザー」や、ステージごとに変化する演出、ZUNTATAによるサウンドなど、シリーズの魅力をそのままに再現。さらに、巻き戻し・スローモーション・クイックセーブといった快適機能や、オンラインランキングにも対応しており、現代のプレイ環境に最適化されています。

通常版に加えて、ライブ映像やアレンジサウンドCD、設定資料集などを同梱した特装版も同時発売。2023年9月25日にはSteam版もリリースされ、より多くのプラットフォームでシリーズを楽しめるようになりました。

原作はタイトーが1994年から1998年にかけてアーケード向けに展開した『レイフォース』『レイストーム』『レイクライシス』の3部作。いずれも縦スクロール型のシューティングゲームで、ロックオンレーザーや重厚な世界観、ZUNTATAによる音楽が高く評価されました。『レイズ アーケード クロノロジー』はこれらを現代機向けに再構成した復刻パッケージです。