『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』は、バンダイナムコエンターテインメントより2022年10月27日にNintendo Switch用ソフトとして発売されました。本作は、水族館を併設したテーマパーク「大漁メダルランド」を舞台に、様々な釣り体験を提供するゲームです。魚の情報監修は、幼魚水族館館長の鈴木香里武氏が担当しています。
本作の核となるのは、テーマパーク内アトラクションという設定で展開される各種ゲームモードです。それぞれのモードが独立したゲーム体験を提供しつつ、釣りという共通のテーマで結び付けられています。プレイヤーは、これらのアトラクションを通して、多種多様な魚との出会いや、釣り上げる達成感を味わうことができます。
「釣りスピ水族館」モードでは、集めたメダルを使って「魚登場ガシャ」を回し、水族館を完成させることを目指します。ガシャで手に入れた魚は水族館で鑑賞できるため、コレクション要素と育成要素が組み合わさったゲームプレイが楽しめます。魚の種類を増やし、自分だけのオリジナル水族館を作り上げることが、このモードの目標となります。
「釣りスピリッツ+」モードは、従来のシリーズ作品のゲーム性を踏襲しつつ、新たな要素が追加されています。最大4人での協力プレイが可能で、大物5匹の連続釣り上げに挑戦する「黄金郷ビクトリーロード」ステージや、ロッドに応じた魚を召喚する「魚召喚」といった新要素が、ゲーム体験に変化をもたらします。前作のセーブデータがある場合、「メダルモード」のマシン開発状況を引き継ぐことが可能です。
「オンラインゴッドアングラー選手権」モードは、最大4人でのオンライン対戦が可能なモードです。プレイヤーは釣り対決を通じて勝利のスターを集め、「アングラーレベル」を上げて最高ランクを目指します。他のプレイヤーとの腕試しや、ランキング上位を目指すといった、競争的なゲームプレイが楽しめます。
「毒ドク伝説」モードは、毒化した海を釣りやごみ拾いによって救うストーリーモードです。このモードでは、海や魚に関する知識を深めることができる情報が紹介されるため、ゲームをプレイしながら環境問題について学ぶことができます。ストーリーを進めることで、ゲームクリアを目指すだけでなく、環境保護への意識を高めることも可能です。
「釣りスピパーティー」モードは、オフラインでの対戦に特化したモードです。前作から引き継がれた6種類を含む全12種類のミニゲームや、ルールを設定して対戦する「大会モード」、CPUと対決する「達人チャレンジ」などが用意されています。高橋書店の児童書『ざんねんないきもの事典』とのコラボレーションが行われている点も特徴です。
「サメサメフィーバー」モードは、メダル落としゲームを行うモードです。「サメサメバトル」でサメを釣り上げると大量のメダルを獲得できるため、メダルゲームと釣りの要素が組み合わさった、独特のゲーム体験が楽しめます。メダルを大量に獲得し、ゲームを有利に進めることが、このモードの目標となります。
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