『ガラス姫と鏡の従者』、2022年1月27日にエンターグラムから発売されたPlayStation 4およびNintendo Switch対応のお姫様に恋する逆シンデレラアドベンチャーゲーム。王立学院を舞台に、従者を目指す主人公が個性豊かなお姫様たちに仕え、次期国王を決める戦いの中で真実の愛を育む、王道にして一風変わった主従ロマンス作品となっています。
物語の舞台は、王族や貴族の子女が通う王侯科と、彼らに仕える従者を育成する従士科が存在する「王立サンドリヨン学園」です。主人公・瀧田駿介は、かつて交わした約束を果たすために従士科へ入学しますが、入学早々にトラブルを起こし、半年で留年の危機に瀕してしまいます。彼が生き残る道はただ一つ、王位継承候補であるヒロインたちの一人に仕え、彼女を次期国王へと導くこと。プレイヤーは、完璧主義の公女、男装の麗人、厨二病のお嬢様といった一癖も二癖もある姫君たちの中からパートナーを選び、二人三脚で学園生活と試練に挑みます。
本作の特徴は、童話「シンデレラ」をモチーフにしつつ、立場が逆転した「逆シンデレラ」の構図です。魔法使いではなく従者として、ガラスの靴ではなく献身的なサポートで、お姫様を最高の舞台へと送り出します。コンシューマー版では、PC版にはなかった新ヒロインとして担任教師「安西鹿子」とのルートが追加され、より広がりを見せた物語を楽しむことができます。
ガラスの靴が繋ぐのは、身分差を超えた純愛か、それとも破滅か。華やかな学園の裏側で繰り広げられる、従者と姫君の甘く切ない成長譚が描かれます。
本作は、美少女ゲームブランド「戯画」から2021年に発売されたPC用18禁恋愛アドベンチャーゲーム『ガラス姫と鏡の従者』の全年齢向け移植版です。原画に有末つかさ氏やSyroh氏といった人気イラストレーターを起用し、童話をモチーフにしたファンタジックな世界観と、王道の主従恋愛を描いたシナリオが好評を博しました。
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