エスプレイドΨのカバーアート

ゲーム概要

『エスプレイドΨ』は、ケイブが手掛けた縦スクロールシューティングゲーム『エスプレイド』をコンシューマ向けに移植した作品である。近未来SFと超能力という、独特な世界観が魅力。弾幕系シューティングゲームとして知られ、倍率システムやパワーショットといった独自のゲームシステムも特徴の一つだ。オリジナルのアーケード版を忠実に再現しつつ、スコアラー監修のもとで調整が施されており、初心者から上級者まで楽しめる作品となっている。

ゲームシステム

8方向レバーと3つのボタンを駆使して自機を操作する。メインショット、パワーショット、ガードバリアを使い分け、迫りくる敵を撃破していく。ゲーム開始時には、性能の異なる3人の主人公から一人または二人を選択可能。残機制で、全5ステージを攻略していく。2人同時プレイも可能だ。

  • メインショットはフルオート連射で、移動速度を調整しながら細かく操作できる。
  • パワーショットは強力だが連射は効かず、爆風による攻撃も可能。
  • ガードバリアは無敵状態になりつつ、強力なビームを発射する。

ストーリー

2018年の東京を舞台に、ESP者と呼ばれる超能力者と、彼らを操る犯罪組織「夜叉」との戦いが描かれる。夜叉の暗躍により首都が要塞化する中、対ESP犯罪機関「JUDGE」の美作いろりや、ロシアのエージェントJ-B 5thが夜叉に対抗する。一方、いじめをきっかけにESP能力に目覚めた近江覚は、夜叉に拉致されてしまう。彼の同級生である相模祐介もまた、封印していた能力を解放し、覚を救うべく戦いに身を投じる。それぞれの思惑が交錯する中、東京湾岸上空で激しい戦いが繰り広げられる。

プレイヤーキャラクター

個性豊かな3人のキャラクターからプレイヤーは自機を選択できる。それぞれ異なる能力と特徴を持っており、戦略的なプレイを楽しめる。

  • 相模祐介:移動速度が速く、メインショットの威力が高い。メインとパワーショットを同時に発射できる。
  • J-B 5th:移動速度は遅いが、パワーショットの威力が高い。
  • 美作いろり:二重人格の少女で、異なる能力を持つ。